上司や聞き手を説得できるプレゼンの作成方法やテクニック
プレゼンで成功したいですよね?
契約とりたいですよね?
ちょっとでもプレゼンをよくしたいですよね?
プレゼンで成功するにはしっかりと聞き手を
納得させなければなりません。
じゃあ、納得させるプレゼンを作成するにはどうすればいいか?
プレゼンを作成するときに意識するポイントは3つあります。
これを押さえるか、押さえないかでか な りプレゼンの出来は違います。
どうせつくらないといけないなら
説得力のある、相手を納得させるプレゼンを作成しましょう。
1.数字データをしっかりと入れる
これものすっごい重要なので始めに言いました。
数字がないと説得は全くできませんし、
「で?根拠は?」
と言われてしまいます。
数字はどんな人だって納得させてしまう
恐るべきパワーが隠されているのです。
オールド・ドミニオン大学のジェームズ・バスラ―博士の実験で
数字を入れるだけで説得力が増したとされる実験データがあります。
なにかを主張するときに数字データがあれば
かなり印象も裏付け度も違ってきます。
たとえば、
若者が温泉にいかないらしいので
温泉でなにかプランを作りましょう!
って提案どう思いますか?
「それ本当なの?」
「そういってるの君の周りだけなんじゃないかな。」
って思いませんか?
いかないらしいって、、、プレゼンにはらしいは厳禁です。
じゃ、数字データつかってみましょ。
総務省統計局家計調査家計収支編二人以上の世帯詳細結果表(2012年度)によると
温泉銭湯の支出額で年代別にみると、
一番多い、60代の支出額は3,065円
29歳以下の年間支出額は837円となっています。
どの年代よりも29歳以下の支出額が少ないので
温泉に行っていないことがこの表からわかります。
こんな感じでグラフ付きで言われたら、
「若者って温泉いかんのやな~」
ってなりますよね。
でもちょっとまって、このデータ古いよね。
数字データを集めるときに絶対に気を付けないといけない点があります。
1.最新データを用意する
2.引用元はしっかりしているか?
3.過去10年分くらいあるとベスト
1.最新データを用意する
数字データはなるべく
最新数字データを用意してください。
最新データでないと信用度が落ちます。
情報古いで~、今が知りたいねん。って聞き手に言われますよ。
2.引用元はしっかりしているか?
自社の過去データなら大丈夫。
もしインターネットなどで探すときは注意が必要です。
なんの根拠もない情報がネットには溢れています。
その中から探すのはもう大変。
で、おすすめの検索場所は
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/eStatTopPortal.do
ここです。政府が管理しているので信頼性のあるデータがとれます。
プレゼンの参照データのところに「総務省」とか書いてあったら
それだけで話し手の信頼度ってあがります。
他にも〇〇大学〇〇教授などが出しているデータもGOOD。
学生や、個人のビジネスマンが独自と偏見で書いてあるデータはやめときましょ。
3.過去10年分のデータを取る
それだけあればベストですが、ない場合もありますので
取れる分だけ取ってきましょう。
数字の変化を見せながら、自分の言いたいことを主張しましょう。
数字があるだけで説得力が全く違います。
自分がどうしても説得したいものがあれば
過去データや関連データをかき集めてくださいね。
2.プレゼンのデザインはシンプルに
実際に作成するときは
1.全体での大きな目次は3つまで
2.1枚あたりの文章量は少なく
3.色は3色まで
1.全体での大きな目次は3つまで
人が覚えられる限界は3つまでと言われています。
そして覚えやすいのも3つです。
分析
提案
まとめ
の流れがベストです。聞き手にとってわかりやすいです。
2. 1枚あたりの文章量は少なく
プレゼンは相手を納得させるためにあるので
1行以上の文章は不要です。
そのまま読む人とかいるでしょ?
それってものすごいもったいないことをしてるんです。
人って視覚からの情報が87%も占めてるんです。
強調したいことだけを文章にしましょう。
そうなると一言になりませんか?
言いたいことを一言だけ1枚のスライドに入れましょう。
あとは図やグラフで補います。(ここ意外と重要)
文字サイズは28pt以上。見やすいからね。
すらすらとスライドが動いていくほうが人は退屈せずに
興味を持ってくれます。動くものに興味を持つ、これは人間の本能です。
動かない退屈なプレゼンはやめましょう。
3.色は3色まで
色が3色以上になると人はカラフル★って認識します。
カラフルになると注意が散漫し、どこをみていいのかわからなくなります。
それだと印象付かせられることはできません。
強調したいところだけ、太字の赤にする!など自分の中でルールを決めましょう。
3.プレゼン発表は何度も練習する
あのプレゼンの神様、スティーブ・ジョブズでさえ
プレゼン発表の前には何十回もリハーサルをし、練習をしたといいます。
あの神様でさえあれだけ練習をしたので
練習しないほうがおかしいんです。
「全然練習してないけど、ぶっつけでいけるだろ~」
どうした?世の中のプレゼンうまい人は練習してるぞ…
それでうまくいくのはボロが出てないうちだけ。
何度も口に出して練習することによって
自分のプレゼンへの疑問点やおかしな点に気が付いてきます。
人に自分のプレゼンを聞いてもらうことも大切。
自分では気が付かなかった点がでてきて、
質問の対応力がしっかりと身に付きますよ~!
発表の仕方のおまけ。
プレゼンで心を掴むには、
聞き手へのサプライズ、質問がとっても役立ちます。
巻き込み型のプレゼンって、話し手も聞き手も
ものすごく楽しいんです。
楽しいモノって中身がそんなに伴っていなくても(言い方悪いか)
なぜか契約がとれちゃうってケース多いんですよね。
笑わせたら勝ち。なところもあります。
やるならプレゼンの導入部分で。
あとは、ところどころで質問入れましょう。
たとえば、温泉の話に入る時
「最近温泉に行っていますか?〇〇さん(50代)はどうですか?」
「じゃあ、〇〇さん(20代)は?」
「ふむふむなるほど、、、」
「ここでも結果がでてしまいましたね、(グラフを見せる)
なんと若者が温泉に行っていないんです!」
話のつなぎに質問を入れるととっても巻き込み型!
まとめ
長くなってしまいましたが
プレゼンを説得力のあるものにするには
1.数字データを入れる
2.プレゼンのデザインはシンプルに
3.プレゼンは練習あるのみ!
この3つです。
以上です。もしあなたのプレゼンの役立てたら嬉しいです。